――フランスに住んでみたい!!
と思った方、結構いらっしゃると思うんです。で、リヨンを訪れてみて、
――実際、家を買うとなるとどうなのかしら??
と素朴なギモンとして感じていらっしゃる方も結構いらっしゃると思うのです。まぁ、その前に、ビザのこととかいろいろすべきことはあるのですが、今回のところはその細かいことは置いといて、リヨンの住宅事情についてこんなトピックがあったので、ご紹介したいと思います。
パリに比べ、物価が安いといわれているリヨンなのですが、ここ数年のユーロ高もあり、物価が安いといえないのが現状なのです。もちろん、住宅も例外ではありません。現在、我が家は賃貸なのですが、今のおウチを借りたときの家賃では、リヨン市内で、我が家と同じ条件で探すとなると、見つかりません。それだけ、家賃もここ数年で急激に相場が上がっているのです。
では、実際、家を買うとなると現状はどうなのでしょうか?リヨン街頭で定期的に無料配布されている情報ガイド誌【A NOUS LYON】に以下のような記事が載っておりました。それによると、
中古物件で、2006年の第3期決算のデータなのですが、リヨン市内平均で、
――2,365ユーロ/?
だそうで、区別で見ると、Lyon5区、7区で、
――2,400ユーロ/?
繁華街が近くにあるLyon2区、6区ともなると、
――3,000ユーロ/?
だという。そして、この現状がもし、2006年が最高水準であったとしても、これから先、人口10万人クラスの都市で最も住宅価格が高い都市になるだろうとの見方が強いとのこと。。。(泣)
では、一方、新築物件事情はというと、リヨン市内平均で、
――3,566ユーロ/?(前年比9%UP)
区別で見ると、最高がLyon1区、4区、6区で、
――4,000ユーロ/?
一番低くて、Lyon5区、8区の
――3,500ユーロ/?
だという。で、実際、新築物件が多く出回っているLyon3区、8区、2区が新築分譲物件市場の
・Lyon3区 → 28% ・Lyon8区 → 21% ・Lyon2区 → 19%
を占めているのだそうだ。じゃぁ、近郊(つまりGrand Lyonと定義したときに入ってくる市)平均だとどうかというと、
――2,699ユーロ/?
でこちらも新築分譲物件市場の12%が該当のこと。
リヨンの住宅事情もだんだん、近郊に流れているんでしょうね。。。
【参考資料】 ・A NOUS LYON
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