リヨンの足、velo'Vに乗る【登録手続き編】

リヨン市民の足というべき存在、velo'Vですが、利用するには、登録手続きが必要です。散歩コーナーでも触れましたが、手続きと乗ってみよう編を便利メモとして独立させましたので、何かのときの役に立ててみてください。

リヨン市は全9区あるのですが、市内プラスお隣のVilleurbanne市を中心に配置されており、最初の30分は無料（プランによっては、1時間っていうのもあります）そのあとの、追加料金についても、とてもリーズナブル。しかも、環境にもやさしい。。。トクしたついでに、地球環境保護にも貢献！！こんなにすばらしいシステムを利用しないテはないでしょう。。。

Velo'vくんプロジェクトスタート後、順調な普及を見せまして、現在では市民の足の１つとしてよく利用されています。特に、ストライキの多いフランス。。。ここリヨンも例外ではなく、交通網がマヒしてしまうと、逆に大活躍するのがVelo'vくんでありまして、週末のサイクリングから通勤まで24時間・コンビニ並みのフル稼働（笑）、幅広く利用されているのです。

2007年の計画によると、340箇所のVelo'vスタンド、4000台設置予定とのことです。ちなみに現在、我が家の近くも設置工事を行っております。こうして、Velo'vくんの輪がテレホンショッキングのように広がっていくんですねぇ〜〜。。。美しいものです。（笑）

では、Velo'vくんを使いたいアナタへ！！続きましては、

――どうしたら、使えるようになるの？？

ってなるわけですが、方法は幾通りかあります。利用するには何かしらカードが必要で、以下の3種類のカードがあります。

【CARTE -LONGUE DUREE-】（長期カード・契約有効期限：1年、発行までの期間はおよそ、2週間くらいかかる。）
特徴：
1. 最初の30分は無料
2. その後、30分から1時間30分までの間は0.5ユーロ
3. 2.以降は、1時間ごとに1ユーロ
4. 年間使用料5ユーロ
※HPに契約書を発行するページがあるので、必要事項を明記の上、印刷。そして、以下のもの添付し、Velo'vの事務所へ送付（住所は印刷された登録契約書（Formulaire d'inscription)に記載されています。
【送付書類】
・登録契約書（サイン箇所は忘れずに）
　※登録契約のページはコチラからどうぞ。記入は3段階あります。最後に印刷を忘れずに…。
・10ユーロの小切手（小切手の宛名はJCDecaux SA）　
※内訳は、年間契約料5ユーロと指定口座の自動引き落とし手続き費用5ユーロ）
・保証金引き落とし用として、銀行口座番号が書いてある紙（フランス語でRIBっていうヤツ。）
　※万が一紛失したとか24時間以上返さなかったペナルティーとか、そういったときに使う用として…
・住居証明書類（家賃の領収書もしくはフランステレコムかEDFの請求書類）

【CARTE -COURTE DUREE-】（短期カード・契約有効期限：1週間。即日発行。）
特徴：
1. 最初の30分は無料
2. その後、30分から1時間30分までの間は1ユーロ
3. 2.以降は、1時間ごとに2ユーロ
4. 1週間の使用料1ユーロ
※手続きはVelo'vスタンドにある自動券売機械で、購入できるので手続きはラク。ただ、カードはCBのみ。VISAやMASTERなどのクレジットカードは使えません。→買い方の参考ページはコチラからどうぞ。

【CARTE TECELY】（すでにCARTE TECELY（バス・地下鉄・トラムの共通定期券）をお持ちで、Velo'v機能も欲しいという方向け。発行までの期間はおよそ、2週間くらいかかる。）
特徴：
1. 最初の1時間は無料
2. その後、1時間から2時間までの間は0.5ユーロ
3. 2.以降は、1時間ごとに1ユーロ
4. 年間使用料5ユーロ
※HPに契約書を発行するページがあるので、必要事項を明記の上、印刷。そして、以下のもの添付し、Velo'vの事務所へ送付（住所は印刷された登録契約書（Formulaire d'inscription)に記載されています。
【送付書類】
・登録契約書（サイン箇所は忘れずに）
　※登録契約のページはコチラからどうぞ。記入は3段階あります。最後に印刷を忘れずに…。
・10ユーロの小切手（小切手の宛名はJCDecaux SA）
　※内訳は、年間契約料5ユーロと指定口座の自動引き落とし手続き費用5ユーロ）
・保証金引き落とし用として、銀行口座番号が書いてある紙（フランス語でRIBっていうヤツ。）
　※万が一紛失したとか24時間以上返さなかったペナルティーとか、そういったときに使う用として…
・住居証明書類（家賃の領収書もしくはフランステレコムかEDFの請求書類）

以上のようなメニューが組まれている。しかし、難点なのが、海外からの観光客向けではないという点。なぜなら、だいたい、観光客だと1週間タイプの【CARTE -COURTE DUREE-】を選択される方がほとんどだと思うのですが、気をつけていただきたい点として、※にも書きました支払いのためのカードがCB（フランス在住者用のCarte Bancaireというもの）のみでクレジットカードと現金は受け付けていないという点で、観光客には非常に不利なシステムでもあるのです。やっぱり、市民の足というのが、最大の目的という点でこのようにしているのでしょうかねぇ。。。何だか、非常に残念なのではあるのですが。。。

【関連ページ】
・Velo’v公式ホームページ

→次回カードゲット編をお楽しみに。。。